今年もサクラの季節が終わってしまいました。何度この季節を通り過ごしてきたでしょうか。この季節を迎えることで私は安心感を覚えます。周りの環境は安定していることのひとつの証明だと感じております。いやいやパンデミックで大きく変化したという人もおられるかもしれませんがサクラが咲かないことよりはましなような気がします。実は人類は幾度かパンデミックを経験しております。ペストやスペイン風邪などが代表例ですがその時と比較すると今回はまだ人類は対応しているのではないでしょうか。日本においては昨年度の死亡者数は2019年度より下回ったとの情報もありますし一部外食産業や観光業、移動サービスなどは大きな打撃を受けたものの需要が伸びた業種もあります。世界においてビリオネアーは劇的に増加したようです。この背景には技術革新の著しい進歩があります。人類はこれまで3つの大きな革命的進歩を経験したとされます。ひとつは農業革命、産業革命、科学革命です。いま科学革命の真只中ですがとりわけITにおける技術革新はわれわれの生活を変えました。今や家を出なくとも健康であれば十分生活ができます。IT関係の仕事でお金も稼ぐことができ必要なものはすべて宅配で取り寄せることができます。Webでコミュニケーションも取れますので孤独感を感じることなく生活することも可能です。インターネットを作った人は本当に我々の生活を変えました。感謝ですね。どのあたりが転換期なのかというと1995年あたりであるとの説があります。Windows95がでたあたりです。テスラやスペースXのCEOのイーロンマスクはすぐに大学を中退し企業に向け動き出しました。ジャックマーしかりです。彼らはITに世界を変えるビジネスチャンスを見いだし実行しました。私は1992年に大学を卒業しておりますのでそのころは病院での研修真只中でした。今の知識とマインドであの頃この世界を確信し1995年の自分に戻ったら、医者を辞めてIT産業関係の企業へ向います。Amazonをまねフェイスブックをまねネットフリックスをまねます。残念ながらあの頃の私には先見力がありませんでした。20年後の未来が正確に分かれば今の行き方が変わるのです。ライバル達に有意に戦いを挑むことができます。20年後はかなり不透明ですが5年後10年後はかなり具体的な予想がされているようです。デジタル化は止まりませんしテクノロジーの進化は加速していきます。AIはさらに進化しAIにとってかわられる職業も続出します。日本はそのあたりが遅いかもしれませんが。。。中国はもはやキャッシュレスの世界です。お年玉でさえキャッシュレスです。アメリカもテレビなんかほぼ観ていないようです。みんなネットフリックスを観ています。私もテレビはほぼ観ません。というか加藤家には長年テレビはありませんでした。昔家族でどうしてもサッカーの試合を観たいときワンセグで携帯電話の画面を5人が囲っていたことを思い出します。
私も5年後10年後20年後を予想し今の行動に変化を取り入れていきます。あと健康で働けるのは20年ですから1年1年、いや1日1日大切に生きたいと思います。