つれづれ語録

2020年10月

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2020年10月

加藤充孝

大橋・谷整形外科(岐阜市)にて変形性股関節症、変形性膝関節症に対して人工膝関節置換術、人工股関節置換術を中心に加療を行っています。

2020年10月つぶやき

みなさんこんにちは。前回のつぶやきで続きは次回でと閉めましたので続きを書こうと思います。

前回はSDGsについて書いたと思います。おさらいですがSDGsとはSustainable Development Goalsの略で日本語では『持続可能な開発目標』と訳されることが多いようです。

それで個人のSDGsが重要なのですよと前回お話したのですがまさしく数か月経った今でもそう確かに思うのです。

で、なにを開発するかといいますと個人のSDGsは具体的には自身の脳と身体、そして身の回りの環境です。

脳というと物質的なのですがマインドとかスキルとか能力とかそのようなものです。

粘り強い気質とかポジティブなマインドは作り上げることができると考えております。

また英語学習をしていると脳の英語領域の神経回路を構築しているんだなぁと実感します。

脳の神経回路を構築するにはかなりの反復と時間を要します。すなわち習慣が脳の神経回路を構築しそれがまた習慣を強固にするのです。

一般的に何かルーチンを3週間継続すると脳が習慣と認識する、すなわち脳に回路ができるようです。

いい習慣を身に着けて持続可能な能力と身の回りの環境開発に取り組みましょう(^O^)/。

しかし無理をすると体も心も壊れますのであくまで持続可能な程度が重要です。

私のいい習慣やいい生活スタイルの一つの考え方はこの習慣をこの日常を5年続けたとき5年後の自分が楽しみかということですね。

少しの積み重ねがきっと五年後のあなたの未来を変えます。歳をとると何事も少し面倒くさくなるものです。

いい意味では少し落ち着くとも表現されますがエネルギーが減少していることの現れとも考えられます。

いずれ年齢を重ねるうちに段々怠惰になってきます。老いを遠ざける意味でも少し面倒なものを継続的に続けていきましょう。

身の回りの環境においても少しお話しますと場所、人間関係等が環境に当たります。お金もそうかも知れません。

人間関係でよく信頼、信用が重要であるということは聞いたことがあると思います。

信用、信頼性が持続可能な人間関係のキーワードだと思います。嘘やら虚栄、言行齟齬などは持続可能な人間関係の最も大きな障害となります。嘘にもよりますがすぐに嘘をつく人や約束を守らない人とは深く長く付き合いたいとは一般的に思わないですよね。

少なくとも仕事相手としてはNGだと思います。まずは自分との約束を守ることから自分への信頼性を高め築き上げるのがいいと思います。しかし自分が嘘をよくつくとか虚栄心が強いとか本人は気付いていないことが多いのではないかと思います。

自分が思うほどに自分のことはわかっていないのが現実です。よく私は子供達に、妻に己を知れといいます。

自分に向かっても言います。自分の特徴を知り長所は伸ばし欠点は直す。それが生きる上でのコツです。謙虚に自分を見つめ修正し成りたい自分を描き少しずつ近づく。これが持続可能な自分磨きのコツかも知れません。

しかし自分を修正するってものすごくストレスを感じるんですよね。

特に他人に言われて修正するのは特に。ですから自分で気付いて自分が自分に言い聞かせる。

人にはなるべく直接言わず気付かせる。

それが理想ですがそうはうまくいかない。

それが出来たら人生の達人になれるかも。

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